進化するフィランソロピーの実現に向けた
海外調査、モデルづくり
ケーススタディ

自助・公助・共助の枠組みを超えた
社会的経済的資源循環を実現する実践的な調査研究の実施。

進化するフィランソロピー

リサーチ・企画等の概要

● 米国での現地調査の成果
• 顧客の性質によって多様なフィランソロピーアドバイザリー組織やインパクト投資アドバイザリー組織が存在することを確認し、それぞれの強みや特徴が異なることを理解。
• ファミリー財団によるインパクト投資への関心が高まっており、大手フィランソロピーアドバイザリー組織もインパクト投資推進チームを新設していることを確認。
• フィランソロピスト同士の探求的学びを触発するピアラーニングコミュニティが複数存在することを確認。
● 新しいフィランソロピーのエコシステム形成に関する調査報告書の執筆開始
● 進化するフィランソロピー活動への参画に関心のある方々のための勉強会の企画

担当者からのコメント

インパクト・オフィサー 小柴 優子

日本は資産大国と言われていますが、寄付・インパクト投資は他の主要国に比べて少ないのが現状です。国主導で課題解決をすることには限界があり、国民一人ひとりが社会を作る意識を持ち活動を起こすことが必要だと考えます。進化するフィランソロピーは一人ひとりの意志ある資本(社会的インパクトが評価可能な事業への知識・情熱・お金)を追求する姿勢、追求した結果生まれた投資・事業活動をサポートするエコシステムのことを指します。インパクト志向のアセットオーナーの意識を喚起し、進化する自己生成的なフィランソロピーのエコシステムを追求することで、自助・公助・共助の枠組みを超えた社会的・経済的資源循環を起こす個人の資本の使い方を共に考え実践していくことが必要だと考えています。

インパクト・オフィサー  小柴 優子

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