意志ある資金がイノベーションを起こす進化するフィランソロピー 事業テーマ
活動概要
より戦略的で、寄付から投資まで多様な資金提供を用い、社会的インパクトを重視する
「新しいフィランソロピー※」が、社会の当たり前になるように。
※ 公共的な利益のために従来の寄付・助成やボランティアにとどまらず、多様な資金提供や事業者支援の手法を組み合わせすること
尚、SIIFでこれまで新しいフィランソロピー事業をリードしてきたメンバーが独立し、新組織を設立する運びになりました。富裕層や金融機関等向けのフィランソロピーアドバイザリー業務は同社が継続して実施していくこととなります。SIIFが同分野で蓄積してきた知見等も同社のHP上で引き続き共有される予定です。
今後のSIIFは、新設の同社と連携をしながら日本におけるフィランソロピーをさらに活性化させるとともに、より大きなインパクトを創出すべく「触媒的資本(カタリティックキャピタル)」にも着目し、社会課題の解決に有効に活用できるよう、インパクト創出を志向する資金のエコシステムの形成に努めていきます。
関連URL・資料ダウンロード
主な活動内容
- ■調査・研究
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グローバルに発展している「新しいフィランソロピー」を、日本の富裕層の方々が実践していく上で求められるエコシステム(環境、仕組み、プレイヤー等)を、内外の文献調査と日本の関係者に対するインタビューを通じて明らかにすることを試みた調査レポートです。
- ■情報発信(記事は「新しいフィランソロピーに関するトピックス」をご覧ください)
- 「新しいフィランソロピー」に関する国内外の事例や情報を発信します。
※2023年4月までSIIFで実施していた個人のフィランソロピーの戦略立案から実践、効果検証までの活動に対する助言は、フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社が行います。 詳細はページ下の「フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社」のHPをご覧ください。
進化するフィランソロピーに関する発行物
ケーススタディ
5つの戦略
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- 世界で成長する、3次元の投資構造 インパクト投資
- 経済的リターンと並行して、社会的・環境的な効果を同時に生み出すことを意図する「インパクト投資」。SIIFは日本での事業モデルの創出と市場規模の拡大を目指します。
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価値判断の新たなモノサシを提示する
社会的インパクト評価・
マネジメント - 事業や活動によって生まれる社会的インパクトを定量・定性的に把握する評価と、これを活かして社会的インパクトを高める活動を継続する社会的インパクトマネジメント。双方を日本で実践し、知識開発に取り組みます。
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価値判断の新たなモノサシを提示する
社会的インパクト評価・
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公共セクターのパラダイムシフト
PFS
(成果連動型民間委託)
SIB (ソーシャル・インパクト・ボンド) - 行政から民間事業者に委託する事業に対し、社会的な成果に応じて支払いをする契約(PFS)や、その際に投資家から資金調達を行う手法(SIB)など、公共サービスをより成果志向に変革するための仕組みづくりに貢献します。
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公共セクターのパラダイムシフト
PFS
(成果連動型民間委託)
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- おカネ以外の価値交換が支える新しい経済 オルタナティブ
- 経済資本主義では価値化されにくい社会資本、自然資本、文化資本、人的資本、感情資本等を価値化する事業モデルや仕組みづくりに取り組みます。
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- 意志ある資金がイノベーションを起こす 進化するフィランソロピー
- 個人寄付や民間財団による慈善活動が、革新的効果をもたらすよう、社会的インパクトを持続的に生み出す新しいフィランソロピー活動を後押ししていきます。